賢い投資家になりたい

さて、不動産投資をはじめるということはアパートやマンションの大家になるということだというのは何回かお伝えしました。 大家になるというのは、お金を生み出す資産を持つということになります。 資産にも良し悪しがあって、良い資産は「自分の生活を豊かにする」ものです。 「豊かに」というと、良いところに住んで、良いものを持って……と想像する人がいると思いますが、一番は「自分に対してお金を渡してくれる」という部分です。 これがアパートやマンションなどの収益物件、不動産なのです。 2000万円の中古アパートを購入した場合、土地と建物が自分のものになり、それは資産として価値を認められるのです。 購入した建物の築年数が、例えば25年くらいの軽量鉄骨造や木造のものなら、税金がかかる価値としては低いですが、お金を生み出すには価値があり、高い資産となります。 土地にも当然資産価値がありますので、次の収益物件を購入する際には担保にも出来ますし、売却すれば現金化も出来るのです。 こういった資産が「良い」資産となります。 反対に、マイホームや高級車といったものは「負」の資産となります。 一戸建てというのは年々価値が下がっていくものです。 3000万円の新築一戸建てを、住宅ローンを使って購入した場合、新築というのは入居するまでの間だけですので、入居してしまえばその時点から中古になります。 中古になれば価値は70%になってしまい、25年も経つと建物の価値は全くなくなり土地代しか価値がなくなってしまうのです。 こうした形でローンを組んで家を購入するというのは自分の現金を減らすことになっているのです。 他にも、高級車を買った場合も同じで、どんなに高級なブランドの車をかったとしても、ガソリン代や保険料、税金などの維持費でお金は減っていくものです。 これがいわゆる「負」の資産です。 悪いものではないのですが、「投資」という視点から見た時にどちらが資産を増やせるのかという話ですので、気を悪くしないようにして頂きたいのですが、投資を始めるのであれば、いかにしてお金を生み出すかということを考えていくとよいですね。

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